ちょうど1年前、福祉プロダクトの企画・販売・コーディネイトを行うkoroと共に制作した「授産品読本」。これは新潟県が福祉施設の利用者さんの工賃を上げるためにはじめた「魅力ある商品づくり事業」の報告書だったのですが、今年版もkoroからの依頼があり、制作のお手伝いをしました。「授産品ノート」といいます。
ただし内容はまったく違っています。前回は(一般の方に広められる部数ではなかったため)福祉施設の職員さんに見ていただき何かしら日常のヒントやモチベーションを得ていただこうというのが裏テーマだったのですが、今回は職員さんに加えて授産品を買っていただく一般の方や大手のお客様(官公庁や企業等)にもアプローチできるよう、より商品カタログに近い内容を目指しています。前回の施設内でのものつくりのやり取りが中心の内容から、販売を通して市場との関わりを意識したステージに。「つくること」から「うること」にシフトしたイメージです。制作期間はほぼ一ヶ月くらい。前回に引き続きコピーライティングをkoroにお願いしていますので、koroの小林さんには大変な苦労を強いてしまいました。ご苦労さまでした。その甲斐あってとても良い内容になったと思います。
ターゲットはそのように前回より広いターゲットを目指しているのですが、部数的には…実は変わっていないのであっという間になくなってしまいそうです。フリーペーパーで、入手場所はkoroのこのページに詳しいです。
また、県のこのページからPDFもダウンロードできます。
※県のサイトは容量上限が決まっており質が良くありません。追ってkoroのサイトで画質の良いPDFをアップできると思います。
→『授産品ノート』PDF掲載ページ
『授産品ノート』
※「平成25年度 新潟県魅力ある商品づくり事業」の報告冊子
Creative Direction:Taizi Kamegai, Yoko Yamagishi
Art Direction & Design:Katsutoshi Harada
Photo:Taizi Kamegai
Copywriting:koro
Edit:koro & Taizi Kamegai
Printing : Kamegai Art Design Co.