気仙沼からニットの会社
ほぼ日刊イトイ新聞から、気仙沼でニットの会社を作るプロジェクトが進んでいました。
成り行きは、こちらから。9/1現在、記事は未だ2つだけ。
→いいものを編む会社–気仙沼ニッティング物語
(ほぼ日刊イトイ新聞)
気仙沼のおかみさん達が手編みでセーターを編み、それを買ってもらう。
「儲ける会社を作って、その仕組みをまるごと気仙沼に置いてきちゃう」
「ちゃんと稼ぐ会社をつくって、そこから気仙沼に税金も払う」
そのためには
「「被災地の品物だから」ではなく、買う人が心からほしいと思う一流のセーターをつくる。」(同記事より)
選ばれたメインのデザイナーは、三國万里子さん。というより、三國さんがいたからこそ生まれた企画だったのでしょう。彼女の編むニットの素敵さは、是非数冊出ている書籍等でお確かめを(新潟市の北書店ならいつも山積みです。なかしま家のお母様もお気に入りの本屋さん)。個展なぞに行った日には男でさえきゅううーーんとなってしまうこと請け合い。旧中条町ご出身のニッターで、料理家・なかしましほさんのお姉さんです。(なかしましほさんに関しては弊社ブログのコチラ後半にも書きました)
イトイさんの言う
忘れないこと。
息切れせずにできること。
を具体的に実現し、その過程をほぼ日で見せていただくことで、いつも自分がどれだけ助けられているか分かりません。
本日(9/1)の「今日のダーリン」より
「忘れてしまわないでください」とだけ、
現地のいろんな方々に、何度も言われました。
いま、その「忘れてしまわない」でいることこそが、
必要とされているように思えます。
一年前のように、「なにができるだろうか?」と、
本気で考えられるかどうか。
それが、「忘れてしまわない」ことなのかもしれません。たいしたことができるとは、
そのころも、いまも、思っていません。
でも、「できること」をしようという気持ちは、
時間が経ってもおなじように持っていたいと思います。
そう、今こそ、なんですね。
いつも書いていただいてありがとうございます。イトイさん。
忘れないように。