旧斎藤家・夏の別邸、購入後最初の一般公開
この5月内に新潟市の土地開発公社が「旧斎藤家・夏の別邸」を買い取り、正式に所有権が移転することを記念して、新潟市購入後第1回目の一般公開を行うことが決定しました。
詳しい情報を公式ブログに掲載してありますのでご覧ください。残念ながら今回は色々重なって2日間ともには居れないと思いますが、是非お客様をお迎えして、このお目出度い日を迎えたいと思っています。一応新潟市との共催の形になります。
前回書きましたが、この大きな活動を引っ張ってきたのは、ほんの数人の方の献身的な努力の継続あってのことでした。しかし、新潟市の購入が決まってからも、相変わらずその方達の事務的なボランティア作業が減る訳ではなく、資金が用意される訳でもなく、かといって今後このままおまかせにしていては本当に大切な存続・活用方法が採れるのかどうか不安は消えません。旧斎藤家・夏の別邸の今後の展開は、これから同様のケースがあった場合の前例になります。「何のために残したの?」「あんなもの買わなければ良かったのに」と市民に言われるような悪影響の元になってはいけないのです。
(勿論「何のために」ではなくて、残しておくことこそ当たり前で、そんな疑問を発する神経が私には信じられませんが)
「旧斎藤家夏の別邸の保存を願う市民の会」は今後名前と形を変え継続していくことになりますが、この存続の意味を本当に理解して、地域と市民と施設の為になる活用法を見い出し、そのための実務をこなす、「実働」していただけるスタッフが増えていくことを願います。
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