更科さん(みちつき助産院)のお話会、終わりました。
もう随分前のことになりますが、去る9月4日に北書店で開催された
助産師・さらしなさんに聞く「みんなで一緒に、赤ちゃんのおはなし」
は、定員をオーバーするほどのお客様にいらしていただき、盛況のうちに終了することができました。ありがとうございました。
更科さんとの事前の打ち合わせではいつものように盛り上がって話はあちゃこちゃに、さまざまなお話をしたのですが(笑)、時間の関係で、今回はそのお話の多くをカットせざるを得なかったことが残念です。また時を改めて別のテーマで開催したいです。
今回の要諦の一つは「産む場所は、妊娠前に考えよう」だったのですが、実際には妊娠前に「赤ちゃんの話」というテーマで聞きに来ていただける女性はかなり少なく、このテーマを伝えるには違ったアプローチが必要であることを実感しました。ただし経産婦さんも「妊娠前に考える」という意味ではまったく同じで、その意味で一度体験されているとそのことを実感しやすいのではと感想をお聞きして思います。そして会場に来ていただいた多くのお母さん達に向けた次のテーマも、会のあと更科さんと話している中でどんどん思いつき、ぜひ次の機会を持ちたいものだと考えています。
会場には予想より多くの男性(多くははパパですね)に来ていただいたことも嬉しかったです。恐らく子供の世話役で必然だったのでしょうけど(笑)。このようなテーマで男性が司会することに驚かれた方もいらっしゃるようですが、これも敢えてのことでした。更科さんのお話の重要なところはコミュニケーション、相互理解でもあります。家族がそれぞれに違うお互いのことを知り、性に因る違いを知り、その上で一緒にやっていくことが、妊娠を始め子育て、家族生活を幸せにやっていくコツなのだと思います。なので今回のようなお話は家族の皆の方、旦那さんやお母さんのご両親にも聞いていただきたいと思っていました。男性が司会をすることで少しでも「嫁の問題」的なイメージから離れることができれば、と思っていました。
今回のような妊娠や赤ちゃんをテーマにした助産師さんとのお話会は、できることなら定期的に開催していと思っています。今回のお話会に参加された方、参加されていない方からもご意見ご要望をお待ちしています。
こちらまでメールください。
以下は当日話したおおまかなテーマです。
●産む場所は、妊娠前に調べよう
●「産み方」ってなんだろう
●妊娠が分かってからのスケジュール
●「良いお産・悪いお産」なんてない
●痛みについて
●放射能の問題について
●事前質問に答える
●更科さんのオススメ本
●他