ニイガタブックライトvol.01「一箱古本市in現代市」
来たる6月12日、新潟市中央区学校町通のフリーマーケットのお祭り「現代市(いまいち)」内にて、新潟では初の「一箱古本市」を開催します。
.この企画は、北光社が閉店し、北書店が開店し、その後同店で有志が集まって呑んでいた会「北酒場」から生まれました。(北書店佐藤さんの書いた記事はこちら)
題字は華雪さん
もともと「一箱古本市」というアイデアは、東京・谷根千「不忍ブックストリート」というブックイベントから始まったものです。その仕掛け人、南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)さんが、北書店の佐藤店長に逢いに新潟にいらしたことがあり、その時にお話を伺ったことが、今回の開催に向けて大きく舵を切った第一歩だったと思います。その後北酒場で本好きの皆さんと打合せを重ね、「ニイガタブックライト」というブックイベントを始めることになりました。(タイトルは妻が考えました。いつもありがとう。)
確か一年くらい前のことだったでしょうか。誰かから一箱古本市の説明を聞いた時の強烈な一言が印象に残っています。
「段ボール一箱なら、素人がプロに勝てる」
この言葉にずっとワクワクさせられながら、今までやってきました。新潟でもやりなよ、すっごく面白いイベントだからと県外の人にもオススメされていました。やっと第一回目を開催できます。嬉しいです。一箱古本市に関しての将来の楽しみは色々持っていますが、今はまだ書かずにおこうと思います。ただ1つ、学校町通りを選んだのは思いつきではなく、最初からここで開催したかったからです。
5月末まで、出店者を大募集中です(申込は→こちらのページから。北書店で申し込むのが一番簡単です)。蔵書を処分したい人は勿論、自分だけの古本屋さんのために、100円均一を廻って背取る(仕入れる)のも楽しいでしょう。素敵な屋号を考えて、手作りのスリップを挟んで、お客様と本の話を沢山してください。
出店はちょっと…というかたはお客様で御越しください。一箱古本市は、学校町通りを通行止めにし、一方通行入り口(市役所側)から約600〜800mの区間で開催されます。我が一箱古本市は、天神様の近く、現代市の最後の端っこです。フリーマーケットを覗きながら、学校町歩きを楽しんでください。天神様近くには、にいがた空艸舎でもお世話になったスズキ食堂車さんに来ていただきます。休憩所も設置しますので、ゆっくり本を選んで、お茶を飲みながら休んでいってください。
終了後は、北書店にて南陀楼綾繁さんのトークショーや、懇親会を開催する予定です。チャリティ企画などを含め、まだ詳細は詰めているところですので、決まりましたらニイガタブックライトブログでご報告します。