一箱古本市のレポートを書きました。

ニイガタブックライトWEBに、6/18に開催したvol.12一箱古本市in現代市(いまいち)のレポートを書きました。vol.7位までは毎回書いていたのに、このところずっとサボっていたので、ついでに6年間の歴史を振り返りつつ。

vol.12テキストレポート

今回(もはや学校町の守り神となったMr.一箱古本市:南陀楼綾繁さんを除き)特別にゲストを呼ばなかったことで、個人的にはとても落ち着いた回、同時に学校町の底力を感じた回となったのですが、これは単純に私の個人的な事情に依ります。あまりに個人的な話なのでアチラには書きませんでしたが…。

イベント主催時、特に一箱古本市においては、自分の「心持ち」というか「モード」のようなものが何種類か存在しています。

(1)運営者モード
問題がないか、漏れはないか、常に見回している。出店者に和んでもらうための会話を無意識にはじめる。人を繋ぐために気付けば紹介する。主催イベントと周辺地域との関係に気を向けている。

(2)カメラマンモード
シャッターチャンスを逃したくないのであまり会話に集中できない。カメラを手放せない。人と光景を無意識に「画」で見てしまう。カメラマンモードの中にも「記録用撮影モード」と「デザイン用写真モード」があり、それぞれ心持ちが違う。

(3)出店者モード
自分のお店の「見え方」「売り方」を常に意識し、お客様の反応を自分の店の主観で観察している。店主としてお客様と趣味の会話を楽しみ、一箱古本市を満喫している。

(4)お客様モード
純粋に自分の買い物を楽しむために会話をし、欲しいものを探す。自分の好みでさまざまなことを判断する。

これら4つのモードは、自分の場合どれも2つ以上同時に存在することができません。なので交換しながら走らせることになるのだけど、人間そう簡単に意識の切り替えができるものではないから、4つのモードには非常に偏りができることになります。

結果、これまでの一箱古本市では、運営者モードやカメラマンモードが多くを占め、出店者やお客様モードは出番が殆どなくなっていました。特にお客様モードの時間は殆どないと言ってよく、そのせいで出店者のお店の中身・ラインナップを純粋にお客様目線で見ることができません。だから○○賞といったお店の評価も自分ではまったくできない、という事態が起こっていました。

今回、南陀楼さん以外の特別な(初対面ゆえ特別気を遣う)ゲストがいなかったことで、運営者モードの割合が減り、その分出店者やお客様モードにも少し時間を割り振ることができました。今までになく総合的に「自分感覚」で味わうことができたので、改めて学校町通の底力と、一箱古本市との相性に自信が持てた、ということなんじゃないかと思います。


↑手前が私の箱。隣は新発田のいとぽんさん。なんとも言えずのんびりした空気が流れていて、時に本を読んでたり、お隣やお客様と会話したり。このままずっと続いて欲しいと思う大好きな時間です。

もともと自分が高校生活を過ごし(校舎よりも学校町通りの喫茶店で過ごした時間の方が長い位の)思い入れもある通りでした。その大切な場所で、最初は大学OB会の先輩を通じて繋がり、地元に愛される「現代市」と一緒に、幸せなスタートを切ることができた一箱古本市。この6年間でお知り合いがお店を出したり(スズキ家の茶ノ間、パティスリーソランジュ)、昔ながらの素敵なお店を知ることもあったりして、しみじみと嬉しく思います。

この場所で末永く、一箱古本市を続けていきたいです。


店主ごっこをしている次女と。そのうちこの子たちにも出て欲しいなぁ。