《COREs》episode2展〜maison de たびのそら屋〜によせて

date - 2024.10.09

category - News , Column , Recommend topics

10/8（火）より長岡のmaison de たびのそら屋で始まる
《COREs》episode2
は、故・橋本桂子さんを中心（核）に、親交のあった9人の作家さんの作品を展示する企画展です。
展示のきっかけや経緯などはホームページの方で詳しく掲載されています。

https://tabinosoraya2.blogspot.com/2024/05/10cores-episode.html

私にとって彼女は、医学町ビルで開催したさまざまなイベントや呑み会に、上越からいつも参加に来てくれる、呑み友達でした。イベントの内容は政治の勉強会からドラマ終了の振り返り会まで、硬軟取り混ぜ多岐に渡り、どんな話題でもお互いタメ口で心置きなく話せる、同年代の稀有な友人でした。

この企画展に関連して、亀貝はそら屋の久保田さ和さんから相談を受け、橋本桂子をめぐるさまざまな人達（もちろん了解を得た方に限ります）と、その「つながり」を可視化してMAPに残すという計画をご一緒し、その中途段階である「下図」を、この企画展で展示しています。情報集めは主にさ和さんがやっていて、私は形にする方のお手伝いを。最終的にはA2表裏程度の印刷物になる予定です。

新潟県内外を、縦横無尽に軽やかに飛び回り、その魅力で人と人を繋げてきた橋本桂子さん。私がさ和さんと知り合ったのも、彼女の紹介でした。
橋本桂子さんを通じたこういった人脈はきっと新潟県のあちこにあって、私はその中の、ほんの片鱗しか知りません。こんな風に桂子ちゃんの知り合いであってもお互い知らない人や関係がもちろん沢山あって、でも彼女がもし生きていたら、そのうちお互いが知り合えたかも知れない。

彼女がいない今の新潟で、そんな繋がりをここで可視化して、お互いが何かを知るきっかけになったら。

桂子ちゃんがもし生きてたらきっと照れるし絶対やる訳ないけど、でも今だったらどうだろう、などと勝手に思っています。

通称「繋がりMAP」は、今まだほんの着手段階で、それこそ会期を通じて情報をいただき、色々な方に掲載のお願いをしていく予定です。掲載情報と同時に、制作や印刷に充当する1,000円の協力金やカンパをお願いしています。まだお声掛けが届かない方も沢山いらっしゃると思いますし、全部に行き届くかは分からないのですが、情報あればぜひmaison de たびのそら屋さんの方へメールやインスタのDMなどでお寄せいただけますと嬉しいです。

会場には、パンフレットやブログで紹介されている作家さん達の作品の他に、彼女自身の作品もいくつか展示されています。写真にある赤い壁の油絵は、彼女が中学生の頃に描かれたものだそうです！彼女にご縁のあった方は是非足を運んでいただけると嬉しいです。この喫茶室では、橋本夫妻をイメージした三角フラスコさんの特製ブレンド珈琲がいただけますよ。