「旧斎藤家・夏の別邸」最後の一般公開

以前からその危機をお伝えしています「旧斎藤家・夏の別邸」問題ですが、いよいよ資産管理会社が告知しているリミット(2008年12月)が近づいてきました。12月の新潟市議会が市による購入決定の山場になるのですが、相変わらず予断を許さない状況が伝えられています。

そこで、緊急ですが最後の一般公開を行うことになりました。旧斎藤家・夏の別邸がどのような運命を辿ることになろうとも、この日を最後にしばらくは(ひょっとしたら永遠に)見ることはできなくなります。ぜひお誘い合わせの上お越しください。

日時:11月30日(日)10時〜16時
第3回・最後の一般公開に関しての詳細

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保存問題に関しての情報をいくつか。

日報に掲載されましたので公表して問題ないと思うのですが、実際新潟市が購入した場合、あの西大畑地区一帯のまちづくりの資金として、国より「まちづくり交付金」を交付していただける見込みが高いです。その場合、当初5〜6億と伝えられていた購入資金のうち、市の単年度一般財源からの負担は約18%(約1億円前後)になると、市の企画調整課は報告しています(11/15付新潟日報朝刊より)。

保存問題で常に問題になる維持費ですが、現在耐震補強工事なども含めた維持予算を算出中です。本来は市の仕事だと思うのですが…。また、個人的にはあの場所に日本庭園、建築、華道、茶道などの伝統文化を(できれば子供と一緒に)学ぶことができる文化センター的な役割を担って欲しいと考えています。維持自体をコンテンツとして維持費を軽減し、ギャラリーと小さなカフェなどを併設して、西大畑一帯に点在する美術館・ギャラリーを巡る際の中心的な場所となってほしい。さらにこれは賛否分かれるのですが、補修の急がれる三業会館の機能を移転し、にいがたの芸妓(げいぎ)文化に料亭や茶屋ではない所でもう少し気軽に触れる場所にできたら、とも思っています。日本の伝統文化を継承する、だけではなかなかに地味でキャッチーさに欠けますが(私は好きですが)、芸妓となると、一気に華やかで観光の目玉となりうるのではないでしょうか。